「フォレスト・ガンプ」で覚える英語のスラング

最終更新日 2020.05.14


冒頭 (3:49 - )

Forrest Gump

「ガンプ」(“gump”) はアラバマ州の方言で、「うすのろ」「間抜け」「愚か者」を意味する。

My mama always said life was like a box of chocolates.

ママはいつも、人生はチョコレートの箱みたいだと言っていた。

フォレストガンプの映画でお母さんがフォレストに言った名セリフです、でも実は元の小説版には一言もでていません。

his back’s as crooked as a politician.

彼の(フォレスト)背中は政治家みたいに曲がっている。

Stupid is as stupid does.(14:29)

Jenny and me was like peas and carrots.(14:37)

ジェニーと僕は、とても仲良かった。

アメフト編 (20:02 - )

Coons are trying to get into school.(22:56)

黒人たちが学校に入ろうとしている。 

Coonは元々はアライグマという意味だが、黒人を侮辱する意味もある。1950年代から1960年代はアフリカ系アメリカ人への人種差別の抗議活動が活発であった。「I have a dream」で有名なキング牧師の演説はアメリカだけではなく、イギリスやフランス、オランダの人種差別解消活動にも影響を与えた。

日本人の皆さんは間違ってもこの言葉を使わないように気をつけなければいけませんね。

ミリタリー編 (31:46 - )

You’re not even a lowlife, scum-sucking maggot!

お前は下流階級ですらない、ゴミ溜めを舐めるウジ虫だ!

軍隊へ入隊した、その日にバスドライバーに人として扱われない…世知辛い世の中ですね。

You must be my FNGs.

お前たちが俺の新しい部下だな。

FNG (Fucking New Guy) 部隊の新人を侮辱する言葉。  軍隊用語は覚えきれないほどたくさんあります。戦争映画が好きな人は、これらを少しでも覚えていないとすぐに話がわからなくなるので、意外と軍隊用語は覚えていたほうがよいのです。

There are goddamn snipers all around this area, who’d love to grease an officer.

そこら中に将校に賄賂を渡そうと考えている、スナイパーがいるんだぞ!

ベトナム兵が勝つためにアメリカの将校に取り入ろうとしている。だから敬礼すると身分がバレるので、ダン中尉はフォレストたちを叱ったのですね。 greaseは潤滑油という意味ではなく、ここでは賄賂という意味で使われています。

Two standing orders in this platoon.

2つの変わらない命令がこの小隊にある。 standing(形容詞)は立つではなく、「いつも変わらない」という意味になる。つまりstanding ordersとはスローガンみたいなことですね。

When we’re out humpin’, change your socks whenever we stop.

“humpin” 荷物を運ぶこと、難しい任務につくこと。

卓球プレイヤー編(59:11 - )

The hospital’s people said it made me look like a duck in water.

病院の人たちは、それ(卓球)が自分に合っていると言った。

duck to waterは英語の慣用句で、「すぐに馴染む」や「性に合っていて簡単にできる」という意味でよく使われています。

例: I took to the Japanese way of life like a duck to water. 私はすぐに日本流の生活になじんだ。

I’m nothing but a goddamn cripple, a legless freak!

俺は両足がなくなった、イかれた野朗なんだよ!

ダン中尉が言ったセリフのcrippleは、手足の不自由な人の差別的な言葉で現在では使ってはいけません。 障害者の方を表現するときは「physically handicapped person」や「disabled person」などを使ってください。

Well, that must be a sight. I’d kinda like to see that.

それは見ものだ、少し見てみたい。

I’ll beat your head in, you goddamn oinker!

頭をぶっ叩いてやる、このブタ野郎め!

元々は警察のことをスラングでpigと言うことがある、このシーンではoinkerはブタ野郎という翻訳になるが、暗に警察であるという事を示している。

シュリンプボート編 (1:27:01 - )

Boy, I heard some whoppers in my time, but that tops them all.

坊や、俺は今までいろんな大ウソを聞いてきたけど、今のは一番の大ウソだ。

“whopper”はデタラメや大ウソという意味があります。 そのほかに「巨大なもの」という意味もあります。“a whopper of a bump (でかいコブ)”

That’s good. One less thing.

悩みが色々あって取り合えず1つクリアできたときに使う決まり文句です。 「a thing to worry about」が悩みで、「one less」が1つ減るですね。 2つを合わせて「悩みが一つ減った」という意味になるのです。 これを応用して「That’s one more thing to worry about」悩みが一つ増えたとも言うことができるのです。

cause I was a gazillionaire

gazillionの意味は「途方もない」という意味。つまりgazillionaireはとんでもないお金持ち、億兆長者となるのです。そのほかに millionaire(million)百万長者やbillionaire(billion)億万長者という言葉もあります。

ランナー編 (1:52:54 - )

I’ll be damned.

ビックリしたわ。

驚いた時の決まり文句ですね。フォレストガンプ以外にも、他の様々な映画のセリフでよく見かけます。damnは’怒り・驚き’や’落胆・失望’などの感情を表現するときによく使われる言葉で、今回の場合は’感動・驚き’の意味で使われています。

It was like an alarm went off in my head.

頭の中でアラームが鳴ったみたいになってしまった。

実際に「アラームが鳴る」を訳すときにイメージするのは「ring (鳴る)」ですが、英語では”go off”で表現されることが多いのです。非常にイメージしにくい言葉ですが、アラームの音が遠くへ放出(off)されていくのをイメージすると覚えやすいかもしれません。

ほかにも爆弾や花火が爆発するときにもこの「go off」が使われることがあります。

shit happens

悪いことは起こる、それは誰にも防ぎようが無い。という意味でよく使われる慣用表現。 “shit”はよく、ネガティヴなことや悪いことを表現するとき使われますね。 でもあまり”shit”がふさわしくない場面であれば「things happnes」と言うといいですね。

この記事を書いた人 Tomoya Anzai

CrossTalkで働いています!